どうにもこうにも時間は私を待ってくれない
私は何に対しても長続きすることができない。そんな私がブログとやらを始めてみた。
私が「書いてみよう」と思って書いてみることで生まれたその文字たちが、どのようになるのか。時には踊るのか、はたまたドロドロになるのか。自分でも分からない。ゼミの課題は正直嫌いだ。でも書くことは好きだ。 だから、記してみたくなった。
やりたい時にやりたいことを。だから、自分の気の向くままに書いてみる。
3度目の青春18切符にて東京から大阪の旅の帰路。
うつりゆく景色の変化は自分を現実に少しづつ戻していきます。
さて、ただ刻々と時間の経過を感じる大学生3度目の夏休み。
本当に、ただ時間が過ぎていく。今、目の前に「モリリン」という会社の広告が一瞬で過ぎ去ったように過ぎていく。そんな中にいる。
時間は取り戻せなくて、お金では買えないとよく言われるが、私は大学に払うお金の中にこの自由な時間を買ってるような感覚を最近覚える。だからこそ、この夏休みという時間は、この時間こそは浪費で終わらせたくない。「支払ってるお金を還元しないと」という思いとは少し異なる。「この時間の価値を体で感じたい」と思う。
そしてやはり、その価値を感じる方法の1つに”経験”をすることは大きいだろう。時間の使い方は人それぞれ異なり、それぞれの価値がある。だから決して夏休みにこれをすべき!なんてことはない。インターン行かないと!とも思わないし、留学に行っとかないと!なんてことも思わない。もちろん懸命にそれをしている人を拒絶しているわけではない。事実、自分の大切な人が留学に行ったりしている。
大切なのは、時間の価値を踏みしめて自分のやりたいことを精一杯楽しむこと。「楽しむ」という言葉には色んな意味が含まれるし、時に語弊をうむことがあるが、それでもあえて私は「楽しむ」ことを大切にしたい。
そんな私の東京で過ごした時間は、全てが楽しかった。
何より私の心を踊らせたのは、雲1つない空だった。
実は青色の画用紙(笑)なんてコメントも納得ができる。本当に
青い、蒼い、碧い、葵、青い空。
この4日間は上を眺めることが多かった気がする。
木の葉の間から垣間見える青い空。
竹が生み出す涼しい風を感じながら見上げる空。
都庁のTEPPENを見つめながら視界にうつる空。
住んでいた処の近くにあったpredential financial って書いてるビルの背景を染める空。
「あぁそうか、空ってこんなに青かったんだ。」なんて当たり前に思ってることを改めて実感した。空が青いことは当たり前なんかじゃないよ。
ただ空が青かったわけでなく、その空(宇宙?)をいつも誰かと一緒に見た。
この感動を他の人と一緒に感じることができた。何てステキな世界なんだヨ!
色んな人に出会えた。色んな人と過ごした。そんな東京での4日間。
恐竜の骨を見てうひょうひょした時も、
東京の緑に触れた時も、
あの家で料理をした時も、
あの家で色んな人が暮らしたあの時も、
パジャマで赤坂まで歩いてTBSまで行ったあの時も、
色んな人とタイワをしたあの時も、
鎌倉の涼しい風を浴びたあの時も、
友人の少し早い誕生日プレゼントを笑いながら選んでいたあの時も、
羽田空港で見たたくさんの飛行機と暖かい感触を感じたあの時も、
…もう全てが自分にとっての「過去」となっている。
”記憶”として、”記録”として過去となっている。
どうしてこんなに時間は早足なのだろうか。
人生が2倍速のように感じる。
先ほどアマゾンで注文した本。
モモにとって時間とはどのようなものなのか。
私はもしかしたら時間泥棒に時間を盗まれたのだろうか…。
この4日間の2倍速の原因は、「楽しかった」からだろう。
もちろん日常の大阪の大東市でのあの暮らしも楽しい。
でも、その楽しいとは違う種類の楽しみ。
とっても儚くて、新鮮で、たくさんの人と触れ合えた。
たくさんのお酒と、いつも食べないご飯と、普段出会えない人との再会。
初めての土地。初めてのシェアルーム。初めての永田町、赤坂見附。
楽しかったあの時間を巻き戻すことはできないし、一時停止することもできない。
どうにもこうにも時間は私を待ってくれない。
でも、だから、私はあの日々を楽しいと思えたのだ。
待ってくれない時間を、私は生きる。楽しみながら。